2018年6月2日土曜日

いまいずみ幼稚園坐禅教室

年長さんの坐禅をおこないました。
彼らの無心になる努力を見て私はひそかに感動いたしました。
子供は一生懸命です。
もっともっと精進せよと逆に励まされたような気がします。


以下“いまいずみ幼稚園”HPからお借りしました。



座禅教室[2018-05-31]

今日は、幼稚園の近くのお寺、法雲寺さんのご好意により、座禅教室を行いました。
法雲寺さんには、三代目いまいづみ幼稚園園長の、道子先生もねむっています。
今日の子供達、とても貴重な体験をしてまいりました。
和尚さんからのお話しを少し、ブログにのせます。
◎無心にする
いつも騒がしい、忙しい中で過ごしている中・・・。
時に、静かに心を落ち着かせる時間は必要。
じっとすることで、普段聞こえない音が聞こえる。

◎命のお話
みんなは、食べ物を食べて生きている。
食べ物は、命。
豚や鳥、牛は食べられるために殺されているから、無駄にしてはいけないよ。
虫や、動物、命があることを考えよう。
「いただきます。」と心をこめましょう。

◎修行とは?
今日は修行である。
「修行」とは、大変なことを敢えてやって大変さを味わう。
そうすることで、つぎへのステップにつながる。
だから、座禅が大変だと思えたことは、素晴らしい。

一部ですが、このようなお話を頂いて、大変ありがたく思いました。
座禅の合間にお話を頂いて、子供達が恐がらないよう配慮して、楽しい雰囲気を作って下さいました。
和尚さんが持って歩いていた棒はみんなを叱る為ではなく、みんなを励ます為の棒でした。
気合いを入れてもらえたお友達、励みになりましたね。




私が感じた事を少し。
座禅を組むこと、五分間を休憩をいれて5回ほど行いました。
子供にとっては、我慢の連続でもありました。
この体験は大切。
いろいろな意味で我慢ができない子供が増えているとよく世間では言われています。
我慢に対する価値観も少し変わってきている時代だから?
いまいづみ幼稚園の子供達は、我慢ができると法雲寺の和尚さんは大変褒めてくださいました。
私は、正直、もう少し、と感じました。
良い意味での我慢をする事は大切です。

座禅を通して、我慢の仕方について考えてみました。
自分の気持ちと向かい合い、相手の気持ちを考えて自分の気持ちや行動をきちんと話しができる子は、座禅も落ち着いていたように思います。
話すということは、まず、聞ける、そして、考える。
次に、相手があるから相手の気持ちをくみ取る・・・これを短時間で集中して、いっぺんにやるわけです。
これをやる過程で我慢がいくつかあります。
自分本位ではなく、まず相手からの話を聞く。
この訓練は大切です。

日頃の保育に生かして行きたいと思います




座禅のあと、修了証を頂いています。
帰ろうとした時、2人の女子が改めて戻り、和尚さんにお礼を言いにきていました。
ほっこりしました。




園に戻り、2組であきこ先生が、今日の和尚さんのお話を受けて、食物連鎖の絵本を読み聞かせていました。

今日、座禅の様子を、お子さんとお話してみて下さいね。

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